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ドイツのピアニストを中心とするトリオの1997年作。 ジャケット、タイトルからも分かるように、これはチャーリー・チャップリンの作品集である。しかし、そのことを意識する必要はあまりない。むしろチャップリンのほうに惹かれて聴いてみると、ちょっと肩透かしを喰うのかもしれない。ここで聴けるのはチャップリンらしさではなく、ピアニストのウォルター・ラングらしさだからだ。そしてそれは、もうストレートなほどにいわゆるヨーロピアン・ピアノトリオが発するリリカルで繊細な音だ。よく晴れた秋の涼しい早朝なんかによく似合いそうな音でもある。そういったわけで、もう少しチャップリンを強く感じさせる何かがあってもいいのかなとは思うし、ジャケットの感じとはちょっと違うなと思う。






